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グリーンパーク須賀川(「GPSu」)は、須賀川市、鏡石町、天栄村から排出される一般廃棄物を効率的かつ適正に処理するために、施設を20年間にわたって運営します。
須賀川地方衛生センターごみ処理施設は、一日の処理能力が95トンの熱回収施設を有し、市町村内の一般廃棄物を安全で安定的に処理するとともに、ごみの焼却に伴って生じる熱を利用して発電を行い、 須賀川地方衛生センター全体の電気を賄うとともに、余剰分は電力会社に売電をすることで、エネルギーの有効利用を図っています。
施設名称 須賀川地方衛生センター ごみ処理施設 住所 福島県須賀川市森宿字ビワノ首43番地1 敷地面積 約24,412m2 工期 2016年2月17日~2019年3月31日 共用開始:2019年4月1日 設計施工 川崎重工・青木あすなろ特定建設工事共同企業体 -
各機器紹介
計量機
ごみ収集車で運ばれてきたごみは、最初に、計量機で重さを量ります。
プラットホーム
計量を終えたごみ収集車はこのプラットホームに進入し、投入扉からごみをごみピットヘ投入します。
ごみクレーン・ごみピット
ごみピットに貯留されたごみは、ごみクレーンにより攪拌されてから、焼却炉に投入されます。
焼却炉
炉内へ入ったごみは、ダイオキシン類の発生を抑制するため1000℃以上の高温で焼却します。
ボイラー
ごみ焼却によって発生する廃熱をボイラーで回収し、蒸気を発生させます。
灰クレーン・灰ピット・ 飛灰ピット
灰ピット・飛灰ピットに貯留された灰は、灰クレーンによりトラックに積み込み最終処分場へ搬出されます。
飛灰処理設備
ろ過式集じん器などで捕集した集じん灰に薬剤を加えて混練することで、重金属の溶出を防止します。
蒸気タービン発電機
ボイラーで発生した蒸気によって発電しています。最大1,990kWの発電を行う能力を持っています。
エコノマイザ
ボイラーの燃焼排ガス熱を効率良く回収してボイラーヘの給水を予熟し、ボイラー効率を向上させます。
蒸気復水器
蒸気タービンで利用した蒸気を、水に戻します。
ろ過式集じん器(2基直列)
排ガス中のばいしん、塩化水素、硫黄酸化物及びタイオキシン類等を除去します。
誘引通風機
処理した排ガスを、誘引通風機を経て煙突に送ります。
煙突
きれいになった排ガスを、大気中に放出します。
排水処理設備
プラント排水を凝集沈殿・ろ過処理します。
ごみクレーン操作室
ごみクレーンの操作を行う場所です。 操作は自動、手動、半自動運転も可能です。
中央制御室
施設内の機器の監視・操作はここで行っており、施設の頭脳といえるところです。
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